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RICE HOTEL

「米穀店の再定義」

オーナーは100年以上前からこの地で米穀店を営んでいた。近くにある京都駅はまだ木造2階建ての駅舎だったかつての時代から脈々と受け継がれてきたこの米穀店は近代化の波に揉まれ、ついに現代、米穀店の意義を再定義せざるを得ない状況となった。とどのつまり、米や雑穀はスーパーマーケットで購入でき、その他生活雑貨もコンビニで普遍化してしまい、米穀店のスペシャリティがなくなってしまったのだ。そこで”米穀”に”宿泊”という新たな付加価値を加えてみよう。日本人の主食であり食生活の基本である”米”を宿泊という場を借りて改めて米のある生活を再定義する。これは新たなLIFE STYLEのごとく、RICE STYLEの提案である。

RICE HOTEL

Architect : Hirai Ryosuke
Built : Unbuilt
Location : Kyoto

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