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快眠ほぐしサロン すいみん


「内陣外陣の再解釈」

日本における宗教は神道と仏教に大別できるが、現代においてこれら宗教を私達日本人が日常的に意識することは滅多に無い。しかし、これらの宗教にまつわる行為は日常の中に数多く擦り込まれ、我々はお宮詣り、お盆休み、食事の挨拶など無意識にその行為をこなしている。ところで、日本の寺には内陣/外陣と呼ばれる領域の境界がある。元来、日本人は神仏という尊い存在に対し人間という存在と線引をし、寺社建築の空間構成にもその論理は表れる。仏の占有空間である内陣と人の礼拝空間である外陣。それは古来、大日如来を中心とした曼荼羅における求心的な構図の世界観に通じている。それに倣いこの領域に対する意識も同様、日本人は中央に配する空間を無意識的に神格化する。礼拝に見立てた空間構成を取ることで、自然と心は落ち着いてゆき中央に鎮座する施術空間へと導かれるのだ。

快眠ほぐしサロン すいみん

Architect : Hirai Ryosuke
Client : 株式会社ほぐれて屋
Built : June,2016
Location : Osaka
Web : https://www.ortho-g.co.jp/hogureteya/suiminosaka/
Photographer : Mugyuda Hyogo

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