「空間の原石」
オフィスの共用部分における新しい価値を考える。基本的にオフィス空間は水平スラブに挟まれ、均質空間化するモデルが資本主義社会では一般化されてしまったが、その空間では人間性が欠如している。つまり、水平垂直から逸脱した原始的な「かたち」に回帰した空間を構築する必要がある。空間の原石とした立方体を斜めに貫入し、その中に会議室を配置することで、内部空間も外部からの見た目もこの空間を利用する人々に刺激が与えられる。
Architect : Hirai Ryosuke
Built : Unbuilt
Location : Kyoto